そろそろ風邪が流行る時期になってきました。みなさんは体調を悪くしてはいませんか?
今回は風邪についてみなさんの常識を覆すことを記事にしたので、ご一読下さいね。
風邪は食べなきゃ治る!?
『風邪をひいたらしっかり食べて栄養をとれば治る』
これは世間一般の常識ですよね。私自身も長年そう思い続けてきました。
しかし、しっかりと食べて栄養をとることは「風邪を治すこと」においてはむしろ逆効果なのです。
食べなければ風邪が治る理由
「食べなければ風邪が治る」のには2つの理由があります。
食べると消化・吸収にエネルギーを使ってしまう
しっかりと食事をとることは、胃腸に大きな負担がかかります。食べたものを消化・吸収するために、たくさんのエネルギーを必要とするからです。
1日3食の消化・吸収に必要なエネルギーは、フルマラソン1回分に相当すると言われています。
1日3食食べている人は、毎日42.195kmのフルマラソンをしているのと一緒なのです。これでは体も休まりません。
消化・吸収に体のエネルギーのほとんどを使ってしまうので、風邪を治すために十分なエネルギーが使えなくなります。その結果、風邪の治りが遅くなってしまうのです。
風邪のときに断食をすると、消化・吸収に使うはずだったエネルギーを風邪を治すために使うことができるので、治りは早くなります。
断食が体の免疫機能をアップする
断食をすると、体が飢餓状態になります。そうなると、私たちの身体は「このままじゃ死んじゃうよ」と体の生命維持装置が働きます。
断食をすることで、免疫力・自然治癒力・デトックスなどが促進され、白血球などの免疫細胞が増え、活発になります。白血球などの免疫細胞は風邪のウィルスを退治してくれるので、風邪の治りは何倍も早くなります。
野生動物は本能で「断食すれば体の免疫機能をアップする」ことがわかっているので、病気やケガをしたときは、何も食べないでじっと体を休めるのです。
【まとめ】風邪の時は断食すれば、治ります
風邪のとき、食欲がなくなる人も多いと思います。これは「体が今は食べない方がいいんだよ」と教えてくれる本能の1つなのです。
しかし、『風邪をひいたらしっかり食べて栄養をとれば治る』と世間一般では常識と考えられているのせいで、治る風邪も治らずに、長引いてしまうのです。
みなさんが常識だと思っていたことが、非常識であったことはおわかりいただけたでしょうか。
忙しい日々の中でもたまには『体の内なる声に耳を傾けてみる』ことは大切です。
ぜひ、自分の体と向き合ってみてください。