この記事は、断食中に起こる好転反応について書いています。
断食を始めると、まず最初の1~2日目に必ずといっていいほど好転反応が現れます。
初めて断食する人は、好転反応にびっくりするかもしれません。しかし、好転反応は断食で身体がよくなっている証拠です。
好転反応にびっくりして断食を中断しないように、下記を読んで好転反応について覚えておいてくださいね。
好転反応について
好転反応とは
そもそも、好転反応とは何でしょうか。
好転反応(こうてんはんのう)とは、もともとは東洋医学(按摩や鍼)で使われる用語で、治療の過程で一時的に起こる身体反応のこと。反応の程度はさまざまである。
参照:Wikipeida
断食中に好転反応はなぜ起きるのか
好転反応は、断食中に起こる身体反応ですが、なぜ好転反応が起きるでしょうか。
断食をすると、血液中に老廃物が出ることによって、好転反応が起きます。
好転反応が起きる仕組み
- 食生活、ストレス、不規則な生活などで臓器の働きが鈍くなって血流が悪くなると、老廃物が体のあちこちにたまる。
- 断食をして胃腸をしっかりと休ませてあげると、臓器の働きが良くなり血流が改善する。
- 血流が改善することで、たまっていた老廃物を排出しようとして一時的に血液中に老廃物が流れ込むことになり、さまざまな症状が現れる。
好転反応の症状
好転反応は、一時的にさまざまな症状が現れます。症状は人それぞれ違います。
好転反応は、もともと体の悪いところに症状が現れることが多いです。
好転反応の症状例
頭痛、だるさ、眠気、吐き気、下痢、発熱、せき、鼻水、腰痛、肩こり、関節痛、寒気、湿疹、吹き出物、体臭や口臭の悪化、体や内臓系の痛み、自病の悪化など
断食の好転反応はどのくらい続くのか
好転反応は、一般的には数日間続くと言われています。
老廃物が多い人はもっと長く続くこともあります。逆も然りで、体にあまり老廃物がない人は、あまり好転反応が起きなかったり、あっても短いです。
好転反応は、断食を始めて1~2日目に反応が出て、1~2日間続く事が多いです。
断食中に好転反応が起こったらどうすればいいのか
好転反応は体が老廃物をしっかりと出してくれている証拠なので、楽しみましょう。
辛くても基本は我慢です。どうしても我慢できないときは、黒糖ショウガ湯を飲んだり、梅干しやお粥を食べたりすると大分楽になります。
それでも我慢できないときは断食を中止して下さい。無理をしてしまって逆効果になる恐れもあります。
【まとめ】好転反応は、身体の老廃物が出てよくなる証拠!
好転反応について、おわかりいただけたでしょうか。
断食中におこる好転反応は一時的な反応です。
「体が良くなる方向に向かってる♪」と思えるようになってくると断食も辛くなくなりますよ。
みなさんの断食中の心配事が少しでも解消されれば幸いです。