干し芋って本当においしいですよね。
おいしいけど、お値段もそこそこするのが難点です。
そこで、自宅で手作りできたらいいと思いませんか?
本記事では、圧力鍋を使った自宅で簡単にできる干し芋の作り方を画像付きで、わかりやすく解説しています。
作ってみたら、「こんなに簡単にできるなら、もっと早くから作っていればよかった!」と思っています。
「自宅で干し芋作りに挑戦したい!」と思っているなら、ぜひこの記事をご覧ください
「干し芋」を作る材料・器具
自宅での干し芋作りは、自宅にあるものでできます。
自家製「干し芋」の作り方
1.さつまいもを洗う
今回は、「シルクスイート」という種類のさつまいもを使いました。サイズは一つ6~10cmぐらいの小ぶりです。
本当は干し芋に最適な「紅はるか」がよかったのですが、買いに行ったスーパーでは手に入りませんでした。
2.圧力鍋で、さつまいもに圧力をかける
圧力鍋にさつまいもを入れて、水を入れます。
ふかしてもいいのですが、圧力をかけたほうが早くできるので、今回は圧力鍋を使いました。
▼赤丸が下がったらOKです。
3.さつまいもの皮をむく
▼ふかしたさつまいもをザルにあけます。
▼フォークを使って、さつまいもの皮をむきます。竹串を使ってもいいです。
さつまいもは、熱いうちの方が皮をむきやすいです。※熱いので、やけどに注意してください。
4.さつまいもを切る
まず、さつまいもの両端を切ります。次に、1cmぐらいの厚さに切っていきます。
薄く切りすぎると、乾燥したときにカラッカラになってしう場合もあるので、ある程度厚みがあった方がいいです。
(2021.2.4追記)
干し芋を包丁で切るのが大変なので、干し芋スライサーを手作りしちゃいました。
干し芋スライサーの作り方については、「干し芋スライサーを自作 | 作り方をわかりやすく解説【画像付き】」の記事をどうぞ。
5.さつまいもをザルに並べて、天日干しする
さつまいもをザルに並べて、外で天日干しします。裏表を変えながら干します。
猫や鳥などが気になる方は、網やネットをかぶせることをおすすめします。
私は100円ショップで買った洗濯ネットを使いました。目が粗目のものを買いましたが、細目もあります。
▼5月は日差しが強いので、1日干しただけで、サイズが2周りぐらい小さくなりました。
6.干し芋が好みの硬さになったら完成
裏表を変えしながら、好みの硬さになったら完成です。あまり干し過ぎると硬すぎてしまうこともあるので、注意しましょう。
5月は日差しが強かったので、2日で干し芋が完成しました。
▼フリーザーパックに入れると、保存するのに便利です。
自家製シルクスイートの「干し芋」の味は?
▼実際に完成した干し芋
味は、「おいしい!!干し芋だ!(笑)」です。干し過ぎて若干硬すぎてしまったのですが、噛み応えもあって、それもいい味を出しています。
干し過ぎに注意するのと、もう少し厚めに切れば、もう少し干し芋のねっとり感も残るかなと思います。
シルクスイートの干し芋は紅はるかよりも甘めですが、玉豊よりも甘みがある印象を受けました。シルクスイートの干し芋もイケますよ!
自家製「干し芋」作りのポイント
干し芋を作るときの注意
今回干し芋を作ってみて、注意するポイントをまとめした。
- さつまいもの皮をむいた後に、よく冷ましてから切る。よく冷ましたほうが切りやすい。
- さつまいもを切るときに、薄く切りすぎないように注意する。厚みがあったほうが、ねっとり感が出やすい。
- 干し過ぎないように注意する。特に、サイズが小さいものは、すぐに乾燥して硬くなりやすいので、注意する。
干し芋に最適な芋の種類
売っている干し芋でメジャーなのは、「玉豊」と「紅はるか」です。
玉豊は、スーパーなどで流通しているのを今まで見たことがありません。
紅はるかはスーパーでも簡単に手に入ります。特徴としては、ねっとりと甘いです。
今回使った「シルクスイート」は紅はるか程の甘みはありませんが、十分おいしかったです。
干し芋作りに最適な季節
干し芋を作る季節は、冬が最適です。気温が低くて湿気が少ないからです。
今回は5月に作りましたが、それでも十分おいしい干し芋ができました。
天気予報を見て、晴が続くときに作りましょう。干し芋作りの敵は、カビです。
雨が降ったり、室内干しをしていたりすると、カビが発生してしまうので、天気のいい時期を見計らって作りましょう。
干し芋の保存方法
干し芋の保存方法は、直射日光の当たらないところで10℃以下の場所で保存するのがいいです。
夏なら、冷蔵庫の野菜室での保存がおすすめです。
食べきれないときは、冷凍庫で保存しましょう。半年ぐらい保存できます。
【まとめ】自宅でも干し芋を手作りできる!
干し芋作りがこんなに簡単だとは思いませんでした。本当に時間も手間もお金もかかりません。
干し芋は栄養価が高いので、おやつにもおすすめですし、無添加なので、身体にも優しいです。
ぜひ、干し芋作りに挑戦してみてくださいね。